大学時代、西洋音楽史と合唱を教えていた教授がいた。 すでに地元のラジオ放送を通じてその方の声はよく知っていたし、初めて会った時にこの事実をその方に言及すると教授は不思議に思い、また喜んでくれた。
そして4年間、その方から過分な愛情を受けた。 さらに、私の米国移民が決まった時、私に心からの助言までしてくれた。 そしてこのような縁はアメリカ移住後もしばらく続いた。
私がしばらくと書いたのには明らかにできない事情がある。 何らかの大きな「事件」をきっかけに、その方との関係が一夜にして冷え切ってしまったからだ。 私が特に過ちを犯したわけではないが、だからといって正常に行動したわけでもなかった。
お互いに近くに住んでいたら、数回の対話を通じて解決できたはずなのに、遠く離れていたので、そのような機会さえ全くなかった。 以後、大きな勇気を出してやっと分かったEメールで近況を知らせたが、すでに私たち2人の関係は取り返しのつかない状況まで行ってしまった状態だった。
そしてある日、教授が私のブログにコメントをしたのだった。 これを見た瞬間、あまりにも恥ずかしくてその文をすぐ非公開処理した。 私の足りない文章が超専門家に読まれたという事実自体があまりにも恥ずべきものだった。
そして歳月は無数に流れた。オンライン上でのお互いの存在をかすかに抱いたまま。もし機会が与えられたら直接会って謝罪の挨拶をしたい。